お風呂上がりはハイテンション祭り!ミニシュナ流ドライヤー拒否事件簿
2025.11.10投稿
うちのミニチュア・シュナウザー(ロク)は、とにかくお風呂が苦手。
どれくらい苦手かというと、「お風呂」の3文字を口にしただけで、自分のゲージに逃げて脱力死んだふり抵抗かテーブルの下に避難開始、どこからともなくフェードアウトするほど。
普段は我が家の“王様”のように堂々と座布団の上に君臨しているのに、この時ばかりは一点を見つめ、明らかに眼つきが悪くなり最悪感を思いっきり出してくる。
バスタオルを持っただけでソファの下に避難する姿は、もはや隠密の術を使う忍者レベルです。
そんなロクですが、いざ浴室に入ってしまえば意外と観念は早いんです。
「はいはい、どうせ逃げられないんでしょ」というような諦め顔。
シャワーをかけるたびに、ちょっとだけ恨めしそうな目で見上げてくるのですが、その顔がまたたまらなく可愛い。
飼い主としては「かわいそう」より先に「写真か動画が撮りたい!」が出てしまうという矛盾。
ただ、お湯をかけると、毛がぺたんと寝てまるで別の犬。
いつものモフモフ感がなくなり、「え、こんなに細かったの!?」と毎回驚かされます。
ドライヤー前のこの“別犬状態”を見られるのも、お風呂の密かな楽しみです。
ところが、問題はお風呂の“後”なんですよ。
タオルドライも逃亡する瞬間を狙っているんです。抱っこしていれば比較的おとなしくしているんですが、ドライヤーを取り出した瞬間、スイッチが入ったかのように豹変。
「ブオオオオ」という音が鳴った瞬間に、手を放していると馬のスタートダッシュのような感じで全力ダッシュで逃亡を計ろうとする。
リビング→廊下→玄関→再びリビングと、家中をサーキットのように駆け抜けていきます。
それもただ走るだけじゃなく、カーペットの上でお尻をこすりつけたり、ラグの上でスライディングしたり。
「自分で乾かす派」なのか、「乾かされるのが嫌すぎて逃走中」なのか、もはや謎です。
しかも、ドライヤーを持ったまま追いかける私の姿を見て、さらにテンションアップ。
「ほら見て!ぼくすばしっこいでしょ!」と言わんばかりに、ドヤ顔で方向転換。
しまいには、こちらが疲れたタイミングでふと立ち止まり、「もう乾いたからいいでしょ?」という顔をするのです。
確かに毛先は気持ちふんわりしてる。…けど、それたぶん“色んな所に擦って乾いた”やつ。
毎回「次こそ落ち着いて乾かそうね」と誓いあみだしたのが、僕が洗面台に足を掛け足の上に下ろし身動きが取れないように抱えながら水分をふき取りドライヤーを行うというどう見ても非効率なやり方。
観念した顔を見ていると、あまりにショボーンとしているので、つい笑ってしまうんですよね。
「早く下ろしてあげたい」と思いながらも、ちゃんと乾かします。
ドライヤーの風が嫌なのか顔を両足で隠すしぐさも可愛くてたまりません。
結局は人間様には勝てないので最後までしっかりと乾かしてやります。
毎回負けて、ドライヤー後は自分のゲージに入り少しの間だけおとなしくしています。
乾かし方は自己流でも、終わった後に幸せそうにしてるならそれでいいか、なんて思ってしまうんです。
5分ぐらいおとなしくしているだけでその後はまたいつも通り。
ミニシュナは本当に騒がしくて、笑えて、ちょっと感動する。
それが、うちのロクです。
